耳を引っ張るだけで頭痛が治る!やり方
パソコンやテレビ、本などをずっと見ていると、
目の奥がズキズキと痛むことはありませんか?
頭が痛いと、脳も働かなくなるように感じ、
何もやる気にならなくなってしまいます。
特にデスクワークが多い方だと、
頭は痛いけどパソコンを操作しなければならず、
それでかえって頭が痛くなる・・・
という辛い状況から抜け出せない方も多いと思います。
「仕事に集中したいのに頭が痛くてパソコンを見ていられない」
「家でテレビや本を楽しみたいのに、かえって疲れてしまう」
こんなつらい状態になってしまう疲れ目による頭痛とは、
何が原因なんでしょう?
目の奥の「蝶」が頭痛の原因!
頭痛の原因は様々ありますが、疲れ目からくる頭痛には、
ある骨のゆがみが関係していると言われています。
人の目の奥には、目の筋肉が多くつながっている骨があります。
この骨は蝶が羽を広げている形に似ているので「蝶形骨(ちょうけいこつ)」と呼ばれています。
長いパソコン作業やテレビ鑑賞などによって目の筋肉が緊張した状態が続くと、
この蝶形骨がゆがんでしまうのです。
蝶形骨は目の筋肉以外にも、様々な器官や骨とつながっており神経や血管もたくさん通っています。
そのため、ここにゆがみが生じてしまうと、神経を圧迫し、目の奥あたりのズキズキとした頭痛につながるのです。
反対に言うと、この蝶形骨のゆがみさえ直せば、つらい痛みがスッキリと解消します。
たった1分間で頭をスッキリさせる耳ひっぱり体操で、ゆがみを直せます。
1日1分! 耳ひっぱり体操
耳ひっぱり体操はその名の通り、耳をひっぱるだけです。
ただ、やり方にいくつかポイントがあります。
★ポイント1 耳の付け根をひっぱる。
耳の端をひっぱると、痛いだけで蝶形骨の調整にはならないこともあります。
耳の付け根を指で挟んでひっぱりましょう。
★ポイント2 真横ではなく、少し後ろにひっぱる。
実際にやってみるとわかるのですが、少し後ろにひっぱった方が
耳やその周辺が突っ張らず、自然にひっぱることができます。
この自然にひっぱることができる方向が、蝶形骨の調整のためにピッタリなのです。
★ポイント3 呼吸をしながら行う。
当たり前のことと思うかもしれませんが、普段しない動作をしようとすると、
集中しすぎて無意識のうちに呼吸を止めてしまっていることがあります。
そうすると、筋肉や骨が緊張して余計にゆがんでしまう可能性があるので、自然な呼吸を心がけましょう。
この3つのポイントに気をつけて、1日1分、耳をひっぱってみましょう。
ひっぱった後に頭がスッキリとする感覚があれば、蝶形骨を整えられている証拠です!
回数を多くしてもやり過ぎになることはないので、特に目を使うことが多い方は、
1時間に1回程度、目を休めることと併せて行うのも効果的ですよ。
秋の夜長は有意義に過ごしたいですが、目が疲れて頭が痛くなっては
台無しですよね。1日1分の耳ひっぱり体操で辛い頭痛を解消して、
快適な日々を過ごしましょう。